1.概要

この規約はライフバッチ社が使用者に健康に関する個人データ等を保存するページを提供し、必要に応じ、その健康に関する個人データ等を公開するサービス(以下「サービス」)を利用するための条件を定義したものである。


2.ライフバッチのサービスについて

ライフバッチカードの購入者(利用者)は個人ファイルを管理、編集し、http: // www.lifebadge.org. を通じてインターネット上に個人ファイル公開することができる。
また、使用者は、緊急時に際してインターネットに接続することで、救助サービスや救助する人からの想定される緊急救助にあたり重要であると考える情報を加筆、変更、削除することができる。この作業はhttp: // www.lifebadge.org.のプロトコルWAPもしくはGPRS/UMTSの方法で携帯電話経由で行うこともできる。
ライフバッチカードに印字されている数字は、使用者がその個人サイトでの作業にあたりアクセスするための、独自の番号で構成されている。カードの持ち主(および、そこに印字されている数字を知るもの)だけが、健康に関する個人ファイルを閲覧することができる。
データを変更する場合、使用者はまずインターネットに接続し、ウェブサイトhttp: //www.lifebadge.orgを通じ個人ファイルに接続し、個人ファイル作成時に設定した暗証番号で認証される。当該暗証番号は極秘であり、データ更新の唯一の鍵である。当該暗証番号を使用者が紛失した場合、ライフバッチが新しい暗証番号を付与することは不可能である。このため、それ以上のデータ更新は不可能になる。
使用者の個人ファイルはカードを購入し、有効期間以内であれば使用可能である。有効期間終了後は、サイトは常に閲覧可能ではあるが、変更はできない。ライフバッチ社にサイト閉鎖の権限がある。
ライフバッチカードの紛失、盗難時には、新しいカードを購入し、なくなったカードの暗証番号を棄却するならば、既存の個人ファイルデータをライフバッチの新しく購入したファイルに移し換えることができる。
ライフバッチの個人ファイル上の形式的な質問と回答答えは数何ヶ国語かに翻訳される。ただし、使用者による自由形式の入力箇所や添付ファイルは除く。


3.ライフバッチの規約の認識と同意

購入したカードにリンクする個人ファイルを起動させ、「私は利用規定を読み、無条件でそれに同意します」をクリックすることで規約に合意し、使用者は全体的に規約に従うものとする。
ライフバッチ社は常時規約を変更することができる。使用者には、www.lifebadge.orgにて通知される。使用者は引続き個人ファイルを利用できるが、規約に安全性が保たれない場合、あらゆるデータを廃棄し、個人ファイルの使用を終了させる場合もある。この場合ライフバッチ社には、使用者への賠償責任は生じない。



4.使用者の責任

ライフバッチの個人ファイルの情報は、集約されているが、それらの個人情報の管理は、それら情報を有する使用者(もしくは、未成年者または保護者後見人制度を必要とする者の保護者後見人)が全責任を負うものとする。あらゆる情報の使用は、それらを使用する者、およびあらゆる情報が正確であり妥当であると証明する立場にある者の管理下におかれる。
ライフバッチサイトでは各使用者が他の個人データには接触できないこと、また、違法ドキュメント(ポルノグラフィックまたは、違法キャラクター、使用者に権限のない著作権保護物コピー、人種や外国人等の差別を助長させるもの等的性質)の使用は厳格に禁止していることから、違法ドキュメントへのリンクに関する問題では使用者が全責任を負うものとする。ライフバッチ社は低俗なサイト、人を傷つける恐れのあるサイト等を削除消去する権利を有する。
使用者は従って、書き込む情報に責任を持つことになる。
著作権、特許権、商標権、製造秘密、知的所有権の尊重
違法行為、法令違反の禁止(輸出管理法、消費者保護法、不当競争、差別的行為もしくは誤解を生じる広告などを含むがこれに限定されるわけでない)
誹謗中傷の禁止
使用者はライフバッチのサービス、ライフバッチカードおよび導入されるデータの使用に関する唯一の責任者である。そして、物理的および/もしくは道義的損害を引き起こすような反社会的使用に際しては、ライフバッチ社は責任を負わない。



5.ライフバッチの責任

ライフバッチ社はライフバッチ一般サイトおよび個人ファイルの運営に責任を有する。そして、いかなる場合でも、使用者が個人サイトに入力するデータやその使用に関しては責任を負わない。
ライフバッチ社は可能な限り個人ファイルの利便性に資する事を約する。不可抗力や偶発的事象(天災、テロ攻撃、予知不可能な自然の不確定要素、その他ここに掲げていない様な出来事)が完全にもしくは部分的に発生し、恒久的にもしくは暫定的に、個人ファイルが利用不可能な場合、ライフバッチはいかなる補償の責任も負わず、また責任の根拠ともならない。
ライフバッチのサービスに関わるセキュリティーについて
作業およびデータ変更中の使用者のコンピューターとライフバッチのサーバー間の通信は、SSL技術を通じ暗号化とサービスの認証を保証する。
ライフバッチのサーバーはNOC(ネットワークオペレーティングセンター)に特化した第三者によって提供される。これらのサーバーへの物理的アクセスはライフバッチの事前承認がない限り不可能である。
様々な安全対策(虚偽ファイルの作成、様々な暗号化等)を、使用者の個人データへの侵入と不正な使用を防ぐため、ライフバッチシステムでは行っている。
これら予防的手段にもかかわらず、ライフバッチ社は導入されたデータによりもたらされた個人データの盗難、不正使用に関してライフバッチ社はいかなる責任も負わない。
ライフバッチ社は運営される国でのサービスの支援に最善を尽くす。ライフバッチ社はサービス提供に関する義務があるが、機能やサービスの継続性を確約することは保証しない。欠陥の存在、使用者の使用による損害(費用の発生、利益の損失、データの損失そのほか直接的、間接的損害)の発生またはアクセス不能などの場合、ライフバッチ社の責任は問われない。



6.使用者の権利

使用者は使用者本人のライフバッチの個人ファイルを取り扱える唯一の者である。
ライフバッチの個人ファイルに入力されたあらゆるデータや情報は慎重に公開される。
使用者は、使用者自身のカード番号と暗証番号を知っている限り、入力した使用者の個人ファイルの情報をいつでも廃棄することができる。
注意:個人情報保護法により、使用者はいつでも同意を取り消す権利を有する。たとえカード番号(利用権利)を失うことになっても、使用者はライフバッチ社に情報の消去を依頼することができる。
暗証番号は各使用者によって設定され、変更可能である。ライフバッチのサイトでは使用者に代わって新しい暗証番号を設定することができない。



7.お問い合わせ

情報、苦情またはご意見はinfo@lifebadge.org.までEメールにてお願いします。


8.個人情報の保護

ライフバッチの個人ファイル上の情報は使用者の所有下にあり、変更可能である。
ライフバッチのサーバーに保管されている個人ファイルの情報は科学的、商業的またはマーケティングな目的では使用されない。
使用者の識別に利用するcookieは恒久的なものではなく、ライフバッチサイトを終了したときに消える。
「個人情報保護法」に従い、サービスの一環でサーバーに保護される情報は使用者が公開しても良いと同意したものだけであると、使用者は承知している。使用者は、当然自身のライフバッチファイルの個人情報のアクセス権、変更権、廃棄権を有する。



9.準拠法

当該規約はベルギー法の適用を受ける。条項の解釈や履行に関する係争抗議で、当事者間での友好的合意が得られない場合、LIEGE(ベルギーの一地方)の裁判所が唯一管轄権を有する。